CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
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Episode

デルフトのタイル

昔のお話しになりますが、千葉の盲学校の生徒さ
んの陶芸作品を拝見したことがあります。

薄暗い会場に入り、先ずその存在感に圧倒さた
印象が今でも強く残っています。
余分なもののない表現とはこの様なものになると。

作品は動物が多くて、更にそれを飛び越えてオブ
ジェの様なものも見受けられました。 
そして更に、生徒さんの中には生まれつき不自由
な子供もいたことです。

牛を見たことのない子供が作る牛がある。
馬を見たことのない子供が作る馬がある。
思考の経路を通らずに出てきた作品は、そこに
「在る」というそれだけで十分に感慨深いもの
でした。
黒っぽく焼かれた作品たちはブロンズの様な
しっとり感を持ち会場をうめていました。

この展示会は25年ほど前に、池袋の西武百貨店
で開催され、盲学校で指導されていたのが前衛
陶芸家(美術家)の西村陽平氏でした。
(個人的に前衛陶芸家と呼べる方は西村氏以外に
ありえない。)

物(作品)の”生まれる”、”そこに在る”、と
いう問いは、制作以前に問われるべき設問の様
に思います。
大切にしたいと思います。

さて、画像はデルフトのタイル。こんなあり方も
素敵です。
ちなみに、このタイルは八王子にあります、
ヤスタケというカフェの別室にてご覧いただけ
ます。







 

 

 

 

 

 


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