1969.12.31 Wednesday
啐啄窯(そつたく窯) 東京八王子 埼玉狭山 穴窯焼成
焼成中の炎には、都度色の変化が見られる。 それは、温度域をあらわしたり、薪のコンディションンをつたえたり、 時には、窯のご機嫌をあらわにしたりする。 比較的低温時の炎はオレンジ色を呈し、その美しさは夏の夕焼け空にも たとえられる。 1000度を超えたあたりから、その様子は一変し、炎は勢いをまし 黄色へと変化していく。 その色の撮影を何度となく試みるが、なかなか難しい。 1200度にもなると、炎はさらに勢いをまし昇龍のごとく火柱となり、 昇っていく。。 この時点には、炎は白色を呈し、器面を神々しくなぞる。 今回の攻め焚き(1200度域)は、優しい女性的な炎であった。 窯内のうねりも、そして色も・・ 当然のごとく、作品にもあらわれる炎の痕跡に期待したい。 * 啐啄窯窯出し 7月3日 午前9時よ〜午後3時ころまで 見学希望者はご遠慮なく(出来ればアシスト願いたい)!
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