CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
善福寺池
   

 個展終了のご挨拶とご報告を兼ねて、革工芸作家の伯母の自宅を訪ねた。
幼い頃より良く訪れた善福寺。 今では高級住宅地となっているが、私の幼少の
頃は少しは畑も残る緑多き家並みであった。 
当時はどこの家も200坪以上の家ばかりで、その閑静なたたずまいには、子供心
にも、不思議な安心感を得た。

 西荻窪からタクシーに乗り込み、見慣れた町並みを通り過ぎると、その公園の
  こんもりとした緑に行き着く。 本日は何故か人が多い。
テレビコマーシャルの撮影に、施設の遠足か?  それにしても多いナー。

 

 なんてことはない。 桜見物の皆さんである。 善福寺の池と水鳥と桜と・・
私も予定外の花見になってしまった。。 
帰りはバスで荻窪へ。 八王子に移る前に住んでいたなじみある町に気持ちもさらに
和らぐ。
 
  “ もう一度住んでみたいところは? ” と問われれば迷わずやはり荻窪界隈
     ですなー!

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| 日常 | 23:46 | - | - |
一息
 

 一息入れるために、奥多摩に車を走らせた。
いつもなら、フライフィッシングの道具一式を積み込んでと言うことになるが、
3月の解禁より一度も竿を振っていない。
上の画像は、奥多摩線の川井駅の下。 通常ならばここから上流に釣りあがる。

 今日はそのまま、さらに上流に上がり、奥多摩湖にそって移動し、奥多摩
周遊道路に出る。

  

 上々の天気で、窓を全開にして、くねくねと曲がり続く、アップダウンの道を
走らせる。 ここは、ローリング族(?)の溜まり場でもあるので、始終バイクや
それなりの車が、追い越してゆく。 昔の暴走族と違って、一様に追い越しの時は
挨拶をしていく。 右の画像は月見夜山から奥多摩湖を望む。

走行距離100キロあまり、変則的な行程であるので、景色を眺めるというよりは、
運転に集中せざるをえない旅。 そして、今日の同伴者はやはり彼である。。。
たまには、粋な姉さんでも乗せてみたいものである・・・

 
 
 


 


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| 日常 | 22:52 | - | - |
川合牧人作陶展 −陶といけばなー 中近東文化センター附属博物館


  2週間にわたる展示会も無事に終了いたしました。
 いけばな、お茶関係の方々を含め多くのお客様が来場されました。
 空間が広いこともあり、余裕をもって開催できたことは、あらゆる意味で
 余裕がうまれ、創るという事、使うということ、見るということを、
 改めて、考える良い機会にもなりました。

  今井蒼泉さんとのコラボレーションは、自身初体験でもありましたが、
 その効果は、通常の何倍にもふくれあがりました。
  牧沢宗栄先生と社中の方々によるお茶席は、多くの出会いをつくる
 ひと時でもありました。

     今回は多くの皆様のご協力を得て開催できました。
         心より御礼申し上げます。

                   啐啄窯(そつたく窯)
                            川合牧人
 
  
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| 展覧会のお知らせ | 09:36 | - | - |
川合牧人作陶展 −中近東文化センター附属博物館ー
 

  会期も残すところわずかとなり、いけばなのしつらえを少し変えてみる。
 柳の枝を少し落とし、皮をむく。
 不思議なことに、柳の存在も、花器の存在も際立ってくる・・
 
 少し立体的に、あるいは彫刻的な要素が生れてきた。
 
 葉の落ちた冬木の状態は、個人的には好きで、樹木の存在を、より明確に
 読み取ることが出来る。 
 枝を落とした柳は、正にその様子を示している。

上の画像の黄色い花は連翹(レンギョウ)。 黒い焼きしめの壷に良く合う。



 

 

 

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| 展覧会のお知らせ | 23:55 | - | - |
川合牧人展 −陶といけばなー  中近東文化センター附属博物館
  

  本日は、2回目のお茶席の日。
 地元のお茶人、牧沢宗栄先生とその社中の皆様で行われた。
 作陶展も、明後日より後半、出会いの多い貴重な経験となりそうだ。


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| 展覧会のお知らせ | 21:52 | - | - |
川合牧人作陶展 −陶といけばなー 中近東文化センター博物館


 木蓮は地球上で最古の花木といわれており,1億年以上も前(!)からすでに今の
ような姿であったらしい。 香水の材料としても使われ、欧米では椿(つばき)類、
 躑躅(つつじ)類とともに3大花木とされている。
 
  

  今回の展示会では、枝垂れ柳と木蓮が会場の半分以上を占める。
 柳は中国が原産で、中東を経てヨーロッパへ、また、木蓮も中国が原産で
 ある。 上の画像は会場の床の間に位置する場所の木蓮。 舟形の大きな花器
 〈W80cm)におさまっている。 その活け方も斬新で会場では一番好きな空間で
 ある。
 下の画像は、錆びた鉄板の上にある青磁の水盤に置かれた木蓮。
 
 白い陶の砂の中にある剣のような花器におさまった柳と、床の間の舟形花器の
 木蓮と、水盤の木蓮。
 今井蒼泉氏と私の三つポエムが、今後どのように関連ずいていくのか、楽しみに
 見守っていきたい。
 本日の会場には、龍生派の現家元吉村華泉氏が来場されて、しばしの歓談をもっ      た。 そのやわらかいまなざしのお家元に、表現者としてのあり方を少し勉強を
  させていただいた。

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| 展覧会のお知らせ | 23:42 | - | - |
一息
 

  少し前に、川越に出掛けた。
 ここは、小江戸と言われるように、城下町で、しっとりした風情のある町並み。
 駄菓子の町、蔵造りの町でも有名であるが、私にとってはおばあさんの住んで
 いた町でもある。
  
  西武新宿線沿線に住んでいた幼い頃、一人で電車に乗り川越の祖母の家を
 訪れルことが、子供心にもちょっとした冒険でもあった。 特に本川越駅からの
 母の実家までの道のりは、色々と想いのある不思議な一時でもあった。

  

  今日は、母を伴っての小旅行。
 路地裏を歩いたり、お寺さんを巡ったり、行きつけの自然食品屋さんを訪れたり、
 つかの間の親孝行である。
  次はいつ訪れることが出来るのか・・
 次回は、路地裏散策でもしてみたい。
 母の故郷は、私の幼年期にフワフワしたやわらかい好奇心を形成した町でもある。


  

 

  

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| 日常 | 23:17 | - | - |
川合牧人展 −陶といけばなー お茶席


  作陶展が始まりました。
 広く、環境の良い会場は、ゆっくりと作品鑑賞が出来るようにしつらえた。
 2日目になる日曜日には、地元の茶道家、牧沢宗栄さんと社中の方々による
 お茶席が開かれた。
 雨も上がり、お昼からは天気も回復して、お客様も途切れることなく来場される。
 会場から庭まで一杯に展示された陶といけばなのコラボレーションに感心をを
 示す方が多い。
  2日目にしては予想以上の反響もあり、今後の展開などをいけばなの今井氏と
 語り合う。

 
  会場には、裏千家淡交会理事・東京地区長の内海倫先生もいらっしゃり、社中の
 皆さんと、禅の公案のお話を交えながら和やかに歓談される。

 お茶席は18日〈日)にも開かれる。(12:30〜4:00)
 作品鑑賞とあわせて楽しんでいただける。



*画像が暗く分かりにくいが、会場はかなりの枝垂れ柳で埋められている。
  『Field −風の丘ー』は屋内にいながら、外との結びつきを感じ、そのやさしい
  空間は、日本的な面持ちも持ち合わせている。
 

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| 展覧会のお知らせ | 12:29 | - | - |
川合牧人展 (財)中近東文化センター附属博物館
   おかげさまで作陶展を開催することが出来そうです。

 1年間前より準備を進めてきた展示会。
 企画からこれほど多く方々の手をお借りした展示会は初めてである。
 改めて、人との“交わり”を考える良い機会となった。
  
 造り手は、制作から発表するまでの間に、実に多くの時間と労力を要する。 
 それは、空虚な孤独な、時には感謝と至福を味わうひと時である。
 
 そのような感慨深い時間を、皆さんと共有できることは、造り手として新たな
 展開を予感する良い機会となりそうです。
 多くの皆様とお会いできることを期待し、ご案内いたします。

              啐啄窯(そつたく窯)     川合牧人

     

 

  
      

  

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| 展覧会のお知らせ | 23:02 | - | - |
川合陶芸教室 八王子 狭山 京王カルチャー教室
 
 
  狭山市の教室も、開校以来10ヶ月。 少しずつであるが教室の形が出来つつ
ある。
 現在7人。 女性が5人。男性2人。 皆さん個性的で、出来上がる作品も
 作者そのものを表しているものが多く見られる。
 下の画像は、徳利の成形。 500グラムの赤土を計り徳利だけを挽く。 
 この“かたまり造り”で成形を行うと。比較的大きなお皿なども簡単に出来上がり、
 初心者にはおすすめの成形法である。

  
 狭山教室のイワモトさんは、徳利は苦手ととのことで、早速挑戦をして、ご覧の
 ように立派な徳利の完成。
  陶芸は工夫次第で、おおきなもの、複雑なものなどをあらゆるイメージを表現
 できる。 焦らずに、発想の段階からすべての工程を楽しんでいただきたい。

   川合陶芸教室
      * 見学随時可能。

       e-mail : makito-sottaku@nifty.com
 

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