CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
啐啄窯(そつたく窯) 東京八王子 埼玉狭山 京王カルチャー教室
  
  カルチャー教室では、皆さんの作品が出来上がると、二室ある教室の一室に
 到着と同時に飾りつける。 生徒さんはカリキュラムに沿って学ぶので、        進行状況がそれぞれ違う。 したがって、上がる作品もご覧のようにバラエティー
 になる。

    
  
  左のトルコブルーの作品は、入門2年目のHさんの作品。 
 本体と足の部位を別に成形して、あとで組み合わせる作品。 仕上げ時に線彫り
 や透かし彫りを入れると、より効果的になる。
 横の土鍋の作品は、Iさんの作品。 実物はかなりの大きさで、本体、蓋ともに
 手捻りで造った。 素焼き時に呉須で絵付けを施して、白く抜いたところに椿の
 絵付けを入れる。 今回は上絵もしましたので土鍋としてはかなり上等な内容に。

   

  左の作品はSさんの作品。 タタラで成形をして仕上げ時に刷毛目を施す。
 刷毛目で白化粧をのせる時は、ある程度完成を予想して、イメージを作ることが
 大切。 今回は焼きがやわらかく、とても使いやすい物になった。

   川合陶芸教室 京王百貨店聖跡桜ヶ丘店7F
      第一・第三日曜日 午後1時30分〜3時30分
    *お問い合わせは、京王カルチャーのホームページをご覧下さい。
 

 

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| 教室便り | 00:11 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯)陶芸教室 東京八王子 埼玉狭山 京王カルチャー教室
 

  黒楽茶碗が完成した。
 船橋から通う正雅堂さんの作品である。
 成形、削り、乾燥、窯焼きまでに何度となく八王子まで来てもらった。
 作者自身お茶を趣味にしているので、製作する姿勢は真面目そのもの。。
 最近、同市内に引越しをして、その部屋の一部を茶室風にあしらえたと聞く。

 上の作品は、楽家初代の長次郎作『銘大黒』を連想させる秀作である。
 趣味と言えども、中々ここまで造り上げることは大変なことである。
 そんな彼は、写真家としての一面ももつ。
 ごく最近、“パイプオルガン”だけを収めた写真集を出版した。
 拝見させていただいたが、写真はもちろん美しいのであるが、彼のオルガンに
 対するひたむきな思いが伝わってくる。 
 話によると、何度となくフランスに通い撮りためたものを編集したらしい。。
 
 普段はサラリーマンを生業としているが、写真家、編集者としても充分にやって
 いける才能を持ち合わせている。
 いっそのこと、、、、! と言いたいところだが、それは無責任なことか。。 

   
    啐啄窯陶芸教室
        連絡先  e-mail: makito-sottaku@nifty.com

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| 教室便り | 06:19 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯) 東京八王子 埼玉狭山 京王カルチャー教室桜ヶ丘
 

  八王子教室の土曜日【午前】は若手の生徒さんが集う。
 本日は、久々の再会なども重なり大いに盛り上がる。
 画像の男性はセキネ君、ロクロを始めて半年くらいにはなろうか、最近は
 湯のみ、飯碗などを器用にこなす。
 もちろん、8月の展示会には出展の予定。
 
  

  ド〜ンと出ました。。
 過去のブログにあった鯛焼き風の箸置作品が上がりました。
 今回は青磁釉、染付けという内容。
 青磁の作品の一部には、金彩と赤絵を施しバリエーションをつける。
 当教室では、京都仕込みの技術で、上絵であれば、ほとんど指導できる。
 そして、ヤマモトさんの箸置は、もちろん展示会に出品するが、すでに
 行き先が決まっている。

    八王子教室展
      8月30日〜9月3日 (府中グリーンプラザ)
    そつたくい窯  e-mail: makito-kawai@nifty.com

 
 

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| - | 08:22 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯) 東京八王子 埼玉狭山 京王カルチャー教室


 八王子での一日体験教室。
 教室の生徒さんであるカワダさんと、その同僚のハナフサさん。
 ハナフサさんは、陶芸歴も長く普段は、都内の御徒町にある教室に通っている。
 おそらく、焼き物のほとんどの技法は経験されているだろうが、本日は6月の
 穴窯に入れる作品を制作にわざわざ品川よりいらした。
 何を作りましょうか?
 すり鉢形の片口にしますと決まるやいなや、20分も掛からぬ内にご覧の作品が
 出来上がる。  実に早い。。
  
     直径約23センチ

  時間が余リましたので、作品をドライヤーで乾燥させて、仕上げまでも
 済ませる。 その手順のよさは素晴らしい。
 そしてさらに、湯のみまでも完成させる。

     

  もう一方のカワダさんは、ティーポット製作に。
 本体、口、握り手と蓋は別々に作り、次回削り仕上げの後に組み立てる。
 急須、土瓶と同様に、少し経験が必要な作品であるが、急須製作一筋という方が
 いらっしゃるくらいに面白い。

  6月の穴窯は、あぶり以降はほとんど赤松を使用する贅沢な窯焚き。
 無論、自然釉の色合いも期待できる。
 個人的には“ 志野茶碗 ”に挑戦しようと考えている。
 そして、また栃木の薪屋の爺さんに会えるのも楽しみだ。

    啐啄窯穴窯焼成
         6月21日〜6月24日 八王子市長江寺敷地内
       * 興味のある方は連絡されたし。。
      e-mail: makito-sottaku@nifty.com
 
 

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| 教室便り | 00:01 | - | - |
啐啄窯(そつたたく窯) 東京八王子 埼玉狭山 京王カルチャー教室
 

  7月の展示会に向け、狭山教室のキムさんは製作に励んでいる。。。
 今回は、展示会にも出品できて、その後に、プレゼントにもしてしまおうと
 いう贅沢な作品。
 お手本になるのが、ルーシー・リーおばあさんの作品。
 特に彼女のお気に入りは、ラスター釉の作品であるが、その何とも言えぬ柔らかな
 作品は、日本でも人気の高い作家である。

  

  ご覧のように、丸く成形された作品を少し変形させる。
 すると、不思議な空間が生まれはじめ、多国籍な作風に変身する。
                                      
 少しの変化で多目的な用途と意味が生まれてくる・・
 正に森羅万象、陶芸とは限りなく奥の深い終わりの見えぬ世界である。
 
 そして、それを察してのことであろう彼女は今日も限りない創造の世界に
 日々の煩悩を忘れひたすらに励むカナ・・・・

  今月で開講一周年。その入門第一号の彼女に、
 
     “ 一年間ご苦労様でした!”
 
 
       啐啄陶芸塾(そつたく窯)
           e-mail: makito-sottaku@nifty.com

 

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| - | 00:55 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯) 東京八王子 埼玉狭山 京王カルチャー
 

  狭山教室のイワモトさんは、粉引き作品の製作を続けている。
 湯のみに始まり、現在は飯碗を作っている。
 本日は、ロクロ成形したものを削り仕上げる工程。
 仕上げにほどよい硬さのものから、高台を削りだす。 そして、いよいよ白化粧掛け
 となる。 適度な濃度の化粧に飯碗を浸す。
 
  
 化粧掛けされた作品は、すばやく屋外にて乾燥に入る。
 形にもよるが、乾燥はなるべく早めに行うのがコツ。。

  

  手捻り作品に励むオシナリさんは、ご仏壇に使用する花器の製作。
 円筒とちがい、今回は立体的な造形。

  

  多面体の作品を手捻りで製作する時は、必ず成形寸法の入ったラフな図面が
 必要になる。 いったい今どのあたりを作っているのか、図面を見ながらの
 格闘になる。 
   ”アレ、ここですぼめるはずだったんだけど。。。” 
  とはよくあること・・・

  
 

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| - | 23:31 | - | - |
チョット一息
  

  日課のハチの散歩、今日は片倉城跡公園に出掛ける。
 少し遅いが、もしかしたら片栗の花でもと思ったが、すでに遅し。。
 それでも、こんもりした城跡の丘を登っていると、少しは見かけることが出来たが、
 かろうじて咲いているといった状況。
 
   

  ここは、かなり自然の状態で、草花を鑑賞出来る貴重なエリア。
 片栗は今ひとつであったが、ご覧のような草花がたくさん咲かせている。
 家に持ち帰り、一輪挿しにでも活けこみたいところだが、そこは我慢。
 
 ジーと見ていると、同伴者が許してくれない。
 春は彼にとっても、誘惑の多い季節である。

  

 
 

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| 日常 | 22:47 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯)陶芸教室 東京八王子 狭山 京王カルチャー
 

  陶芸教室に入門以来、器以外の製作を続けるSさんは、現在はご覧のような
 アクセサリーを作っている。
 2年前の入門以前は、他の工芸の経験がかなりあり、素材に対する知識も深く
 まるでオブジェを製作するように、アクセサリーをホイホイと作りあげる。
 もちろん陶を主体に作りあげるのであるが、金彩、銀彩、色絵などを駆使して
 見事なほどのバリエーションである。

  

  8月下旬のアトリエ展にはどのような展開を見せるのか、楽しみであるが、
 陶芸のひとつのあり方と思い、今後展開を期待したい。

 

    啐啄陶芸教室連絡先
         e-mail: makito-sottaku@nifty.com
          tel/fax: 042-643-1037

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| 教室便り | 23:25 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯)陶芸教室 八王子 狭山 京王カルチャー
  

  上の作品は「粉引片口」。
 八王子教室のミネオさんの作品。 砂の入った粗めの土で成形をして、少し乾いた
 状態で、削り仕上げをする。 その後すぐに、白化粧(カオリンを含んだ白い粘土)
 を、ほぼ全体に掛け流す。
 白化粧の掛からなかった部分は茶色にその他はなんともいえぬ心温まる白になる。

    粘土 : オリジナルの赤土
    釉薬 : 土灰釉
    焼成 : 還元焼成<1235度)

 
  

  入門して間もないヤマモトさんの作品。
 自宅で作りアトリエに持ち込んだ作品である。 削り仕上げの後に、櫻文様の
 象嵌を施す。 素焼後、白化粧とピンク化粧を文様に埋め込む。
 化粧土の微妙な残し加減で、結構な雰囲気に変わる。

    粘土 : 赤土
    釉薬 : 土灰釉
    焼成 : 還元焼成<1235度)

 
  * 啐啄窯(そつたく窯)通信
    6月21日より穴窯を3日〜4日掛けて焚き上げます。
    興味があり、作品を焼成してみたいと思う方はご連絡ください。
                e-mail: makito-sottaku@nifty.com 川合まで。。

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| 教室便り | 23:35 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯)陶芸教室 東京八王子 狭山 京王カルチャー
 

  狭山教室に通う吉田さんの作品が削り作業に入った画像。
 電動ロクロで成形されたものは、作品の乾燥状態をみて、仕上げ作業に入る。
 
  今回は、作品を“シッタ”(作品を載せる台座)にのせての初めての作業。
 以前は、作品をそのままロクロ板にのせ粘土でとめて、削り作業をしていたが、
 数をこなす作業の勉強にと始めてみる。

   先ずは作品の底の水平を出す。 

   底をかるく彫り上げて畳みつきの部分を造る。

   今回はフリーカップの完成!

  陶芸は、求める作品の質に応じて、その作業の内容も変わってくる。
 生徒さんとは、事前に打ち合わせなどをしながら作業を進めるが、会話だけでは
 伝わりにくい部分がどうしても生まれてくる。
 指導する立場としては、、
   
 “ どんなニュアンスでも良いから、作品に対するアツイ想いを語って欲しい!”

啐啄窯(そつたく窯)陶芸教室連絡先
        
        e-mail: makito-sottaku@nifty.com
         tel/fax: 042−642−1037
        八王子市片倉町564−21(JR八王子駅より徒歩15分)
                         (JR片倉駅より徒歩14分)                             (京王片倉駅より徒歩7分)

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