CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
そつたく釜 八王子 狭山 座忘
器を提供させていただいている座忘さんがテレビに放映されるそうです。
以下、コピーしましたのでご覧ください。


「早いものでもうすぐ師走、なんだか一年が早く感じられる気がしますね。

先日、坐忘でテレビの収録があり田中律子さんと柳沢しんごさんが来店しました。
総勢、出演者とエキストラ・スタッフで22名もの人たちでの収録でした。
最後にスタッフの食事を頼まれていたので、普段出さない天丼と収録で打った
新蕎麦を出した!!・・・    幸せ

放送日は12月3日午後8時・テレビ東京の「いい旅・夢気分」です。」

  


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| - | 23:13 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯) 八王子 狭山 秋景色ー2

                                甲州街道 追分町
八王子から西八王子にかけての甲州街道は、なかなか風情がある。
この時期は、イチョウ並木に銀杏。 地元のお年寄りが買い物袋を片手に
銀杏を拾い集めている光景を目にする。
八王子の八幡町辺りは、かっての中心地。古い商店が建ち並び、乾物や野菜、
雑貨、仏具など、眺めているだけでも飽きる事のない通りである。
そして、一歩路地裏に入り込むと、下町の生活感を味わうことになる。
ここ数年、高層マンションが建ち始め、様子は変わり始めてはいるが、
その情景は、銀座や、月島辺りと変わることはない。

個人的には、西八王子のコンパクトな町並が好きで、チョット一杯というと、
一時間ほど掛けて、こちらまでやってくる。
勿論、帰りもとことこと歩くのである。
今晩は、駅前の焼き鳥やさんでかるく一杯。 チェーン店の看板のわりには
家庭的な雰囲気で、楽しめる。  え〜北口の「金太郎」だったかな〜。。 

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| - | 22:49 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯) 八王子 狭山 陶芸教室 秋景色
 
                                           藤森公園
少し足を伸ばせば、どこも樹木は色付いている。
近隣の高尾山はかなりの賑わいだと聞くが、ここ市内の公園でもご覧のように
美しい景色が迎えてくれる。
ヨーロッパの町並みを思わせるプラタナスやイチョウは紅葉まっ盛り。

                        
                                       
秋にちなんだネイティブ・アメリカンの教えには、こんな一節ある。
  
   秋が来ると
   葉はインディアンの毛布にも似た、思い思いの祝祭色の衣装を披露する。
   葉たちは死に逆らわず、美しく死ぬことを教えてくれる。
   なぜなら、死は究極の生の体験なのだから。
  
   秋の葉は変化という風の精霊によって 枝から解き放たれる。  
   彩りゆたかな正装で、彼らは優雅に舞い降りる。
   姉なる水や母なる土と混じりあうために。
   幼子なる種子たちを育む寝床となるために。
   
   おわかりだろうか、死を受け入れれば
   生きようとする者の切なる意志を支えることができる。
   死とは心が生き続けること

   
タイムリーにも、エリザベス・キューブラ・ロス著『死後の真実』を読み終えた
ところ。 著者は、アメリカに住む精神科医で、18もの博士号を持つ、
「死の臨床」という医学の分野では第一人者。
『死ぬ瞬間』(原題On Death and Dying)では世界的にも有名な方。
女史は何年にもわたって、子供たちやお年寄りが亡くなる時にそばに付き添って、
彼らの伝えたがっていることを一心に聞き、それらがある真実を語っていると
表わしています。
また、死を宣告されながらも再び生き返った患者さんの2万人にも及ぶ
症例から、「死後のいのちは永遠である」と言い切っています。
そして、大事なことは、それに「気付く」かどうか、「知る」かどうかという
ことであるとも。
医学会にも衝撃を与えたこの一冊は、母の想い出の一冊でもある。

                  

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| - | 22:09 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯) 八王子 狭山 陶芸教室 お茶事
 禅心庵茶室 にじり口

以前より親交のあるお茶の先生が、素人の我々をお茶事に招いて下さる事に
なった。 仕事柄、お茶をやられる方とのおつきあいはあるが、作法と言うと
私はずぶの素人であり、他の皆さんもお茶碗をどちらに回して頂くのさえ分らぬ面々。
本日、その打ち合わせに、立川の郊外へ出掛ける。
主茶碗、お水指、お茶杓、花入は小生作をもちいて、残りのお道具は先生お持ちの
物で、取り合わせることになる。
何だかんだと話は弾み、最後の掛け軸は何にしましょうか? まで話は進み、
色々と、現物を見ながら思案を重ねる。

 釜、炭斗
今回は、お茶事ということで、普段はあまり体験する事のない炭手前から始まり
お濃茶、お薄までと一通りの流れを追って下さるが、何といっても楽しみは、
先生自慢の本懐石料理を堪能できることにある。
毎回、訪れるたびに、季節の手作りのおもてなしをしてく下さる。
何だか、遊び気分で出掛けるのも失礼ではあるが、緊張感なく訪れることが出来る
唯一の先生でもあります。

 寄付    御室焼
  

  
   「恥じをすて人に物とひ習ふべし是ぞ上手の基なりける」 玄々斎宗室

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| - | 20:53 | - | - |
川合牧人 EPISODE   ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershoi)

               《陽光習作》 1906 油彩、カンヴァス

幼少の頃より、何度となく父に連れられて来た想い出の場所のひとつ、
国立西洋美術館。
当時からある、ロダンの「カレーの市民」、「地獄の門」は幼い小学生の心にも
大きな衝撃を与えたもので、目の前にすると、今でもその記憶は鮮烈に甦ってくる。
今日は、ハンマースホイ展。
一言に「素晴らしい!」。
めったに見れない内容のある企画展。

 《若い女性の肖像、画家の妹アナ・ハンマースホイ》

 《イーダ・イルステズの肖像、後の画家の妻》

サブタイトルの“静かなる詩情”。
静かとは色々とあろうが、場に溶け込むような、ではないその静かは、画家の濃密な
意識がカンバスの中からにじみ出てくるように、画面を変化させていく。
それは、特に“女性像”、“誰もいない部屋”に強く表れているが、100年も経た
現在でも変幻自在に鑑賞者の目を白色に近い透明な空気の場へ導く。
このような経験は、かってテートギャラリーで見た、ジャコメッティー以来の
経験であった。

    ヴィルヘルム・ハンマースホイ展
        2008年 9月30日~12月7日
        国立西洋美術館


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| - | 20:53 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯》 八王子 狭山 陶芸教室 三ケ日

                          奥浜名湖 レイクサイドプラザ

たまたま、犬同伴でも宿泊できる部屋がキャンセルになりましたので、
という連絡が友人よりはいり、いざ浜名湖へ。
八王子から町田。 横浜町田より東名高速にのり3時間あまり。
中部圏に近い静岡県浜名湖町三ケ日は、ミカンとお茶で知られる気候の良い
おおらかな町。

うなぎで有名な浜名湖は、東京、京都間の車窓からのみ知る言わば通過地点の
エリアではあったが、夏にはマリンスポーツ、フィッシングなどで賑わう観光地
でもあった。
部屋からの景色は、素晴らしく、久しぶりに心やすまる時を過ごす事ができた。



翌日は、自身初体験のミカン狩りへ。 急斜面の日当たりの良い場所には
多種のミカンが。

 

何とか展示会の区切りもつき、次なる展開へ踏み出せそうだ。


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| - | 22:18 | - | - |
川合牧人 EPISODE

白礫釉花入「森の滴」 ー森の滴ー
(H33センチ)


年内の大きな仕事は、今回の展示会で終わり 残すところ40日あまりは、
恒例の干支作り、少々の注文製作で過ごす事になる。
干支つくりも、考えてみると20年ほど続けていることになるが、当初はこずかい
稼ぎほどに考えていた。
それでもだだんと、固定客が付きはじめて現在では、お世話になった先生方への
プレゼントも含めると40〜50個は作る事になる。
手捻りで一つ一つ製作する場合もあれば、ロクロや、石膏型でつくることもあるが、
押し並べて、一点製作の姿勢は変わっていない。

毎年の事ながら、着想から手が動き始めるのには、生来ののんびり屋のため、
もじもじ、もぞもぞと過ごす時間が多い。
今年は違う! と言う意気込みでも中々軽快には進まず、年末ぎりぎりまで、
窯を焚いていたりする。
来年は「丑」。。
動物はむずかし。 今回も乗りこえるハードルは高そうだ。

少し良いお話がある。 上の画像の花入れ「白礫釉花入」−森の滴ーが、
とある著名なお方の元へ納まることになりそうだ。
自分で言うのもですが、、、 中々品格のある今回の展示会の華でもありました。




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| - | 05:13 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯) 陶芸教室 八王子 狭山 「あわいの景」

                  中近東文化センター附属博物館 「あわいの景」展


「あわいの景」展が無事に終了した。
実質、7日間に及ぶ会期中には、大勢のお客さまにご来場頂いた。

自身、華道家との二人展は初めてであり、どのような距離で準備、制作に
当ったら良いのか、躊躇する場面も多く、押し並べて難しい時間を過ごす
ことが多かった。
会期を終えた現在でも、もやもやは払拭されず、消化不良の日々が続いている。

立体の仕事はそれこそ1年、半年も前から準備制作は始まるわけである。
最初に、ある程度の青写真は出来ていないと、取り返しの付かぬことになる。
途中の変更は、日常的に行われるが、その指針となるべきものは大きくぶれては
ならない。

二人展の定義は、それぞれにあるだろう。
そして、「あわいの景」の「あわい」にちなむイメージも何度となく語られた。
しかし、何とも実感のない言葉に終わってしまった。
本来語られるべき本質的な部分が、「あわい」の言葉にすりかえられてしまった
感がある。

私はといえば、自身と作品の「あわい」が最後まで確認できなかった。
とても残念であるが、これが現在の私の力量である。
二人展は確かに難しい、今後の展開は今後の成り行きと、それぞれの研鑽に
問う事になるであろう。



  君はいつもいい子だね。。





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| - | 10:47 | - | - |
啐啄窯(そつたく窯) 八王子 狭山 陶芸教室
   アトリエにて


展示会後の整理もそこそこに、
好天好日に誘われ多摩川へ。。

多摩川上流部で最も渓相が美しい沿線「軍畑」へ出掛ける。
ここは、夏場ポイントではかなり知られたところ。
山女、岩魚の禁猟期間に入っているだけあって、とても静かな様子。
秋空に、そして日に反射してキラキラ輝く水面が美しい。

そんな中、一人の釣り人が竿を振っている。
キラキラ輝く逆光の水面はゆっくり流れ、竿先のラインも飛沫を含み 
そして飛ばし、すべてがスローに流れて行く。

来て良かったと思いつつ
次なる目的地に。。

秋 真っ盛りで〜す。



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| - | 23:22 | - | - |
「あわいの景」展
 

  「あわいの景」展無事に終了いたしました。

     
  関係者の皆様に御礼申し上げます!






      今井蒼泉

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