CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
そつたく窯 八王子 狭山 京王カルチャー 穴窯 テラコッタ陶芸

               テラコッタ陶芸「ウサギ」

母の作品の後には やはり父の作品を登場させぬ訳には行かない。。
といっても画像がないので、以前のものを拝借する。
父も人体を主に、石膏や素焼きのテラコッタで制作していた。 今でこそ重労働で
制作は控えているが、倉庫にはいくつもの作品が眠っている。 
父の作品の中では、人体より動物、そして写真作品が好みではあるが、父は断とし
て「人間の面白さと、彫刻の奥深さを説く。」 こちらがいくら動物をもう少しと
言ったって聞く耳は持ち合わせてはいない。 好きなのだから仕方がないのではある
が周囲の皆さんも、ほぼ分かりやすい動物作品に好意的である。
(本人には聞こえてはいないようである。。)
上の画像の作品は20センチ内外のもの。 石膏型など頼りのせず、
手捻りで制作している。 原型作品なしに動物作品を作るのには、デッサンなどの
下準備はもちろんのこと、人体と同様に骨格もある程度頭に入れておく必要がある。
必要以上に頭が大きくなった動物などユニークではあるが、見られるものではない。
この動物制作も、ぜひ陶芸教室で教えてみたいテーマである。
しかし、こちらも今のところ希望者が現れないのがつまらない。。。
次回は父の他の作品もお見せしよう。

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こちらは本物です!
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| 日常 | 22:13 | - | - |
そつたく窯 八王子 狭山 陶芸教室 テラコッタ人形

                       「オカリナを吹く少年」
                        マリコ作 H15cm


昨日 川口在住の叔父を訪ねた。 画像のテラコッタ人形(素焼人形に彩色)は
亡き母が制作したもので、母の弟にあたる私の叔父が所蔵している。 
その撮影は年内に出版予定の母の遺作集を作成する為のものである。 
母は、人間国宝である人形作家「鹿児島寿三」先生に師事し、40歳のころから
25年あまり人形制作に熱心に打ち込んでいた。 それこそ、趣味の範疇におさまる
内容ではなく、毎年 銀座松坂屋で有志と「テラコッタ人形展」を開催していた。

都内にある某女子美術大学油絵科を卒業した母は、結婚後もデッサン、
油絵などを生きがいに、数は多くはないが、いくつかの作品を遺している。
おそらくその中でもこの人形と、デッサン、コラージュ作品はまとまった物があり、
この度、父の意向をもとにまとめる事になった訳である。
人形のほとんどは展示会で、人手にわたり所在のつかめないものが多いが、
それでも、手元にある作品、写真で何とか形あるものにしたいと願っている。
ちなみに、この人形は私が陶芸界に入るきっかけともなった。 大学卒業まじか
の夏休みに、たまたま母のくれた粘土でテラコッタ人形を作り,感動を得て、何とか
職業として成り立たないものか・・・、それならまずは陶芸界へとなったので、
人形との出会いがなければ、今の自分はなかったかも知れない。
陶芸教室でも、器だけではなく「テラコッタ人形」なども教授したいと考えている
が、今のところそれらしき方は現れない。。。


 久々の看板犬の登場。元気にしています!

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| 日常 | 20:53 | - | - |
そつたく窯 八王子 狭山 京王カルチャー 穴窯 


7月の窯焚きそなえて、栃木県小山市豊代から赤松360束が届いた。
薪屋のおじさんもお元気で、作業の間には休むことなくおしゃべりも続く。
本業の片手間にやっていた薪の販売も、昨年来本業の木工をやめてしまったため、
いつまで薪を届けられますか分かりませんと伺っているだけに、今回が最後になる
のではと、時に神妙な心持になる。 朝8時に始まった作業は10時には終わり、
しばし談笑をして別れる。 
5月の連休明けには第2段の薪が届くことになった。おじさんもそれ以降の薪の仕事
は一段楽するので、今シーズン最後の配達になるそうだ。
知らなかったが、新緑を過ぎてからの木々は、水分を急速に補給するために、薪くべ
用の薪としては適さなくなるために、作業は打ち切りとなるとのこと。
そういえば、冬の寒い時期に間伐をしている様子がよく見受けられるのもその為なの
だろう。

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| 穴窯 | 17:14 | - | - |
そつたく窯 八王子 狭山 京王カルチャー 第20j回日本陶芸展

                             東京湾シリーズ 富津港'09、04

画像とはまったく無関係ではありますが、「第20回日本陶芸展」に出かけました。
大丸もリニューアルで一新し、東京駅界隈の観光スポット並みの賑わいでした。
しかしながら、肝心のミュージアムは決して余裕のある空間とはいえず、今回の
出展作品150点には、少々手狭な感がありました。
ざっと見た印象では、白磁の一点が気になりましたが、全体的に平たい様子を示し
ていて、新しい潮流のようなものは感ずることは出来ませんでした。
カワイの出展した2部《自由造形》は大作が多いためか、さらに狭小感は強く、
特に、ライティングのまずさには驚きました。 あれでは、苦心の作も浮ばれない。
招待、1部のコーナーなみに憂慮して欲しいものであると願いました。

2部は押し並べて切れる味わいのものがなく、自由造形《過去では前衛部門》の
名にふさわしいものは見つけることがありませんでした。 現代に生きるわれわれ
の時代背景にふさわしい作品は、過去の陶芸展にはいつも見受けられたのですが、
小手先に任せた造形や、世俗的な味わいのするものが増えて、自問のすること
しきりの束の間の一時でした。
好きなことを申しておりますが、作り手からの正直なメッセージです。
それ以上に、自身の作品には強い呵責の念があるからこそ、このようにして言い
得ることができるのです。
余談ですが、今回のカワイの出展作は、審査規定の寸法より多少大きくなり(下に
置いた展示板)、審査会場からの電話で「カットすることは可能か??」 
とあり、「可能である・・」という返答で、幸いにも審査を通過することが出来た
のでした。
(今回の図録にもその出来事のコメントが審査委員長より述べられています。)

    
       「 鴉啼いても わたしも一人 」  山頭火

ようやく少し画像とつながりました。。。


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| 日常 | 17:46 | - | - |
そつたく窯 八王子 狭山 京王カルチャー 陶芸教室 穴窯

                         作品2001「ヨブからの答え」

日本陶芸展も残すところ4日あまり。
私は最終日に出掛けてみようと思っている。 皆さんの感想は概ね「とても
大きな作品ばかりの中で、先生の作品は異種な存在で。。。」というものが多かった。
基本的に公募展向けに傾向とか対策は一切考えないで制作している。
というか、以前は個展に出品した中で適当なものを選び出展していた。 
今回のように、公募前に応募を考えて制作したのは今回で2度目。 その分ドキドキ
してとても楽しめたが、正直うれしい気持ちもある。 
おおよそ、陶芸界とは無関係な制作姿勢をぬいているので、評価をいただけたのは
次作品の展開に大きく役立つことになる。 今回の審査では4人の審査員全員が
私の作品に投票してくれたのもありがたいこと。
私から一言「大きさや、奇抜さや、華美なものに目が行くのは仕方がないにしても
うわべだけでなく、もう少し内側から発するものにも気持ちを向けてほしい。」

お知らせ! NHKの番組「趣味の園芸プラス」に私の作品が、スタジオの背景に使われています。 確認しずらいかも知れませんが、今回の陶芸展の予備作品を含め4点です。ご覧下さい!毎週金曜日の午前9時半からです。

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| 日常 | 22:55 | - | - |
そつたく窯 八王子 狭山 京王カルチャー 陶芸教室 穴窯

                              千葉 富津


  「 あなたが願いを叶えたいなら、誰にもそれを打ち明けてはならない。
    あらゆる天の恩恵は、与えられた者に対する邪視を招く。
    秘することで邪視を防げば、願いは現実となるだろう。 」
       
                 ムハンマド・ジャラールッディ−ン・ルーミー

                     







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| 日常 | 23:17 | - | - |
そつたく窯 八王子 狭山 京王カルチャー 穴窯 陶芸教室
「そつたく窯 陶芸教室」のホームページをアップ致しました!!
現在 作成過程ですが順次更新いたします。
ぜひご覧下さい!!


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 をクリックしてください!ーーーーーーーー⇒




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| 教室案内 | 23:12 | - | - |
そつたく窯 八王子 狭山 京王カルチャー 第20回日本陶芸展 穴窯


第20回日本陶芸展が9日より20日まで東京大丸ミュージアムにて開催されます。
川合は2部《前衛部門》に出展していますのでご覧ください。


以下毎日新聞より

社告:日本陶芸展 大丸ミュージアム・東京で9日から /東京
 ◇入賞・入選・招待作家作品150点展示
 「第20回日本陶芸展」が9日(木)から大丸ミュージアム・東京で開催されます。応募数988点の中から入賞・入選した作品120点と招待作家の作品30点の計150点が展示されます。

 会期中会場でギャラリートークを開催します。10日(金)午前11時〜林屋晴三氏(審査員)、午後2時〜今泉毅氏、森克徳氏、織田達也氏(入賞者)、18日(土)午後2時〜日比野克彦氏(審査員)※イベントは都合により変更になる場合があります。参加には展覧会入場券が必要です。

 また、20回展の記念イベントとして会場でアンケートにご協力いただいた方の中から抽選で3組6人に陶芸教室の1日体験レッスン・チケットをプレゼントします。

 《会期》4月9日(木)〜20日(月)《会場》大丸ミュージアム・東京(千代田区丸の内1の9の1、大丸東京店10階、電話03・3212・8011)《入場料》一般800円(団体600円)、高大生600円(同400円)団体は10人以上。中学生以下無料。入場時間は午前10時〜午後7時半。ただし木、金曜日は午後8時半まで、最終日は午後4時半まで。

==============

 主催 毎日新聞社

 後援 文化庁

 特別協賛 TOTO

 協賛 M&Y事務所

 協力 新柳北信、東京美術倶楽部

 ※大阪展は5月14〜18日、大丸ミュージアム・心斎橋(大阪市)、茨城展は7月11日〜9月6日、茨城県陶芸美術館(笠間市)で開催



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| 展覧会のお知らせ | 23:25 | - | - |
そつたく窯 八王子 狭山 京王カルチャー 陶芸教室 穴窯 第20回日本陶芸展
櫁噐(みつき) −暮らしの小道具店ー

開店いたしました!!

狭山教室の生徒さんであり、世話役の吉田実由紀さんが、念願であったお店を開店いたしました!どうぞたずねてみてください!!


リンクしてありますのでご覧ください!−−−−−ーーー⇒




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| 日常 | 13:35 | - | - |
そつたく窯(そつた窯) 八王子 狭山 京王カルチャー 穴窯

                            「自然釉中鉢」 W21センチ

穴窯作品の画像の整理をしているとご覧の作品が出てきた。
特に素晴らしいという訳ではないが、灰がたっぷりと掛かり流れている様が
いかにも穴窯作品らしい。 私の好みからすると、少々赤茶けた色合いが気に
なるが、ひと窯の中でもこれだけ自然釉の掛かった作品はそうもない。
ほとんどの作品が、単に茶色をしているか、多少ゴマのように灰が景色になって
いる程度になる。
それが良いの悪いのということではないが、器としての機能をみたし、作品として
シャンとそこにあるべく存在感を発していれば良い。
それがそれが、また難しいが、この世界でも難関を通り抜けたぴか一は、一度の
窯で、3点ほど出てくる。
7月の窯ではどんな出会いがあるのか、今から楽しみである。


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