CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
八王子・そつたく釜陶芸教室 八王子市 狭山市 京王カルチャー 穴窯 愛知県陶磁器資料館



                                         愛知県陶磁器資料館 
6月の展示会制作用の磁土が至急必要になり愛知県瀬戸市まで日帰りで
出かけた。 連休初日の混雑を予想していたが、難なく予定の時刻に到着。  
陶土を積み終えて、帰京の合間に出会いを求めて、資料館を訪ねる。
ここは、京都の実習時代以来 都度訪れているが今回は展示会前とあって
気持ちも入り、念入りに展覧をする。
上の画像は陶製の石が中庭の池に点在している様子。  陶の彫刻家
杉浦康益氏の代表作品。 
館内にある古窯の遺跡も、所有する穴窯のメンテナンスに大いに役立ち
夏からの修理に弾みがつく。
明日からの制作に備えて、見学もそこそこに帰路につく。


                     平安時代の穴窯
   


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| 日常 | 19:04 | comments(0) | - |
八王子・そつたく窯陶芸教室 八王子市 狭山市 穴窯 釉薬


作品製作の合間に釉薬の色見本(テストピース)を作成している。
というのも、「陶芸教室なのにテストピースがない!!」という生徒さん
からのリクエストに応えてのもの。 

一言にテストピースといっても中々大変なもの。 現在 私が管理している
釉薬は30種あまり、それに生徒さんの表現に合わせて、そのつど調整する
ものを含めると、管理している本人でさえもよくは理解していない。
まぁ〜40種としても、ひとつの釉薬のテストピースを作るのには、少なく
とも3種類の粘土(信楽、磁器、赤土)を試さなければならない。
更に酸化焼成と還元焼成。
つまり、40×3種類の粘土=120個。 
そして120×2種類の焼成=240個になり
さらにさらに、秋からのカルチャーを含めた4教室分を考えると。
240×4=960個ととんでもない数になってしまう。

京都時代からの友人で陶芸家である瀬戸の野口淳氏は、京都工業試験場
時代、一年間に釉薬のテストピースを4万個あまり作成したと言う。
置場に困った彼は、下宿先の畳にきれいに積み重ね、その上に布団を敷き
ベットに仕立てていたという逸話がある。。
そのあとは当然、畳はテストピースの形に窪んでいたそうだ。。
そんな私も、試験場時代には1万個以上も作成したが、今はどこにある
のかさえ分からない。。。



文頭の画像は左が織部釉の色見で、左から信楽、磁器、赤土。 
右側は藁白釉。 そして、左上の画像は施釉され窯に詰められた様子。 
右上は素焼きに呉須で線をいれたもの。

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| 日常 | 22:19 | comments(0) | - |
八王子・そつたく窯陶芸教室 八王子 狭山市 京王カルチャー 穴窯 


6月の二人展の案内状の画像が出来上がりました。
今井氏の画像はゴムの木の葉。 私の画像は建築的な作品の部分。
今回は 二会場で展覧することができます。
ひとつは 今井氏とのコラボレーション。 茶室に自作の造形作品が
点在してあり、そこに今井氏の花が自由に生けられる。
その意外性とユニークな光景をお楽しみいただける。
もうひとつの会場は、お呈茶をする隣の小さなお茶室で、私の建築的な
作品が並べられる。
江戸時代からのこるお茶室は、狭小でありながらもとても機能的な
空間でもある。 新緑の美しい季節。 池には蓮の花が。
お茶室に入った時の驚きの意空間を演出してみたい。

★問い合わせは
e-mail:  makito-sotttaku@nifty.com
090-9688-8235まで

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| 展覧会のお知らせ | 10:34 | - | - |
八王子・そつたく窯陶芸教室 八王子市 狭山市 京王カルチャー 穴窯
                                                                       八王子のアトリエ
6月の展示会の準備が進んでいる。
制作は大きい物から順次行っていく。 今井氏とのコラボが行われる
茶室は大小二部屋が隣接している。 
5畳と4畳の間には、大きな造形花器を設置する予定。 
久々に手捻りで大きな作品を作っていると、ロクロの経験がなく、手捻り
で作品作りをしていた頃の様子が思い浮かんでくる。
京都に移り住んで借りていた部屋は六畳の一間。 展示会前になると
所狭しと作品が並べられて、布団すら引くことが出来ずに、膝を抱えて
眠り込んでいた。
今回の作品には、京都の楽焼土を用いた。 とても細かい砂が多く入り
収縮も少なく、正に大物用には好都合。 ただ、柔らかい内に成形を
済ませないとないと、結着力がなくなり、破損の原因になりやすい。
勿論、穴窯にも使える。
 
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八王子・そつたく窯陶芸教室 狭山市 京王カルチャー 穴窯




                   造形作品h26cm 

上野での展示会の作品作りが続いている。
上の画像は建築的な作品の部分になる。
一部 窪みにはガラスが入り、窓を表している。
今回はほぼ造形作品でかためていく予定。
茶室にこんなものが。。。

という展開で製作は始まっている。

☆今井蒼泉、川合牧人展 −陶と花ー〈仮称)

6月4日〜6月6日
東京国立博物館内 「転合庵」 

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| 日常 | 22:47 | - | - |
八王子・そつたく窯陶芸教室 八王子市 狭山市 京王カルチャー 穴窯

                                  「白礫釉掛花入」h40cm
都内在住の生徒さんより、アケビのツルをいただいた。
そこには白い花がたくさん付いている。
「3日ほどしか持ちませんが。」と聞いてはいたが、2日目も落ちずに
もっている。
白い花のものは珍しいものらしい。 
香りもとても良く、少々重い感じもしたが、切るのもしのびなくそのまま
挿してみた。
春光にに映えて 緑の色も目にとても優しい。

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| 日常 | 22:40 | - | - |
そつたく窯 八王子市 陶芸教室 京王カルチャー 穴窯  


                            ラスター釉香炉h15cm
本日 雨の中立川の知人宅を訪れた。
それというのも、能装束の一部の製作依頼を頂いたから。。
真鍮で加工された台座には、革製の飾り物がのる。 能楽堂で実際に使用
される実物を目の前に、細かく採寸、そして写真撮影を済ませる。
その実物が 下の画像にある冠、「天冠」。。
幸いにも、穴窯で知り合った方のアシストを得ることができて、楽しみながら
製作ができそうだ。

お邪魔したお宅にあった4年前の作品を幾つか見つけ、その新鮮さに驚きと
同時に自己点検を試みる。。
"昔のほうが面白いかも” ・・・
知人は。
"今より手が込んでいる”・・・
そしてもうひとつ。こちらは、白礫釉になる前の作品。


                         さび釉花入h10cm

 
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| 日常 | 21:40 | - | - |
八王子.・そつたく窯陶芸教室 八王子市 狭山市 京王カルチャー 穴窯 

                   ホテル・ニューオータニ

昨秋に続き、お世話になっています先生の集いの会場前に自作の花器
を展示いたしました。
花器には、いけばな龍生派の今井青泉氏による生け花が。
今回は枝垂れ柳を。 
会場前のホールに所々置かれたコーナーでは青葉がまぶしかった。
その合間に、四ツ谷の桜も堪能して、花にも団子にも恵まれた一日
でした。
ちなみに、今井氏とは6月4・5・6日に、上野の茶室で二人展も計画
している。


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