CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
そつたく窯陶芸教室 セブンカルチャークラブ橋本 アリオ橋本


                        橋本教室
アリオ橋本で開講しているセブンカルチャークラブ「そつたく窯
陶芸教室」も3ヶ月6回の講座がすみ、みなさんの手元には、
「黄瀬戸湯のみ」、「刷毛目小鉢」などの作品が届いている。
今までのカルチャーの経験を活かして、楽しくを一番に、細かい
作業も なるべく教室内で行い、陶芸の工程を楽しんで頂ける
ように工夫をしている。
 
                  三島皿:口径24cm

上の画像は現在製作中の印花をテーマにした「三島作品」。
こちらは成形、削り、印花押し、素焼き作品に象嵌と三島の
完成までが体験できる。 そつたく窯教室では、釉薬賭けまで
も自作品に施せるように考えている。
 

ご覧のように教室は明るく、清潔で、しかもコンパクトで作業が
進めやすい。
第2・第4月曜日 午前 10:30〜12:30
         午後 13:30〜15:30
☆午後の部は比較的余裕がありますので、お問い合わせ下さい!!
       セブンカルチャークラブ橋本  アリオ橋本
        イトーヨーカドーアリオ橋本2階・3階
           042−775−5511

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| 日常 | 22:21 | comments(0) | - |
そつたく窯 陶芸教室 作品制作

                                  「ヨブからの答え」 h200cm
ここひと月あまり、造形作品の制作に専念している。
今回もやはり 建築的なオプジェで、昨年末に出かけた千葉の海岸に
あったものからヒントを得ている。。
しかし、作品名は「森の家」。
その辺の細かいニュアンスの説明は複雑になるので省くことにして、
いま少し前に、そのメインとなる作品が窯から出てきた。
大き目の立体でもあるので、冷ましには時間をかけて、何とか予備の
物も含めて確保できた。 これで次の作業に移ることができる。

ご存知のように私の作品は、本焼きの後に、ガラス、真鍮、銅管なのど
異種素材が絡み合う。 以前ほどではないにしても、ひとつのポイント
にもなる大事な素材で、完成の大きな要にもなる 。
窯だし後、しばらく眺めていると、いろいろとアイデアも生まれてくる。

作品全体は白い「白礫釉」でおおわれており、一部釉掛けの時に
生まれた、掛けのこしや、薄い斑(むら)を確認して、完成を予想する。
薄い斑は下地に施した鉄分(黄土)と反応して錆色に表れる。
この錆が白色の中の大事なアクセントにもなり、また輪郭を整える
大切な役目にもなる。 場合によっては、二次的に「白礫釉」を研磨して、
下地の錆を出すことも行う。  その場合、一度研磨したものは、再焼成
をしないと元には戻らず、研磨とその後の確認作業は作品の質にも関わる
大事な工程となる。
逡巡する自身を、冷静に観察者としての場に追いやって。。。
そして、しばらくすると、気持ちが救われる。 

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| 日常 | 20:46 | comments(0) | - |
そつたく窯 陶芸教室 高尾山


                                                    南浅川・八王子市
週に一度は必ず訪れる浅川、南浅川。
自宅から自転車で、トレーニングを兼ねて、可能な限りペダルを
踏み込み、有酸素運動を意識して汗を流す。
大学時代に自転車部に所属していた頃には感じなかった爽快感を
今は感じることが出来る。
足の筋肉の張りも、肩の筋肉の緊張感も、すべてが気持いい瞬間。
画像の風景の先には、武蔵野陵があり、その先には高尾山がある。
八王子に住んでてよかったと感じるのもこの瞬間。
この風景はだけは、ぜひこのままであってほしい。

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| 日常 | 22:55 | comments(0) | - |
そつたく窯 陶芸教室 京王カルチャー

            

4教室の内 最後の“教室はじめ”は京王カルチャー教室。
こちらも初日は、お抹茶のご奉仕がある。
どちらの教室にも必ず茶道の経験者がいらして、ことあるごとに、
お抹茶をたたて頂いている。
今回は 自宅から鉄瓶をご持参いただいて、電熱器でお湯を沸かし、
陶芸の作業の合間に、和菓子と御茶を楽しんで頂いた。
陶芸教室ならではの素敵な行事。 今回のお菓子は「花びらもち」
をポピュラーにしたもの。 うっか撮影を忘れて画像はなし。。
ササノさん、イシカワさんお世話になりありがとうございました。


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| 教室便り | 19:41 | comments(0) | - |
EPISODE ハチ公

                     千葉港
東京湾の撮影には、決まって愛犬も同行した。
おとなしい性質の愛犬ではなかったので、撮影か散歩か、どちらの
ために来ているのか分からなくなるくらいに、好奇心が旺盛で、
リードを引く力も強く、だいぶいい撮影ポイントを逃していたいように
記憶している。
どうしようもない時は、車中に置き去り(?)にして、"パシパシ”
シャッターを切っていたこともあった。
まぁ〜、帰りの頃にはお疲れで、後部座席でぐ〜すか寝入っていたが、
寝顔はすこぶる愛嬌があり、かわいかった。 
どこに 出掛けるのも一緒で、私が一人で出ようものなら、ブ〜イング
もかなりのものであった為か、ほんと 日本中を共に旅をした。
そんな彼の一回目の命日がおとずれた。
締め切り間近である制作中の作品の一部に、犬の小品を入れるために、
彼の写真を見ているのも、巡りあわせかもしれない。。
365日忘れることはなかったが、今日は一日のんびりと過ごそう!!



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| 日常 | 00:03 | comments(2) | - |
そつたく窯 陶芸教室 

                     八王子アトリエ
陶芸教室の再開とともに、金工作業も始まった。
作るは「天冠」。 2作目になる。
穴窯でもお手伝いいただいている川久保さんと共に、「天冠」部品
の加工にあたる。
2作目には少しは自身の色も出したく、それぞれの加工作業にも
気持ちが入る。 金属加工には作業に見合った道具が必要。 
粘土のように素手だけでは格闘できない。
この道具で、作業の質も決まると言ってよい。

こちらは 細工用の細い金属やすり。 細かいニュアンスを
表現するのには、欠かせない道具のひとつ。 やすりだけでも
この倍以上の数がいる。

そして、この「万力」があってこそ、上の画像のやすり活用できる。 
友人の父上さまの仕事道具であったものを譲り受けたもので、
さすがプロが使っていた物は、応用範囲が広い。
陶芸とは次元の違う金属の加工は、目のよさと、手先の器用さ
が表現できる楽しい作業。 勿論、陶芸作品にも活用する。


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| 日常 | 22:59 | comments(0) | - |
そつたく窯・陶芸教室 教室はじめ

                       狭山教室
お正月もすみ、各教室で新年早々の教室はじめ。
本日は狭山教室。 各々が昨年からの作業に取り組む。
ロクロを回す方。
釉薬を掛ける方。
上絵講習を続ける方。
そして、お茶の休憩では、お抹茶に和菓子で、和やかな時間を
すごす。

市松文様で赤絵の練習

磁器土でロクロ成形

釉薬を掛ける
今年も良き出会いに恵まれますように。

★ 2011年の教室行事
   ・ 秋に各教室で展示会の開催
   ・ 6月に穴窯焼成・・等々






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| 教室便り | 22:46 | comments(0) | - |
EPISODE 15号地


                    江東区15号地
年末年始は東京湾の撮影に出掛けていた。
それと言うのも、年内完成を予定している作品集のためのもの。
自身の作品画像にとどまらず、ここ20年あまり撮影を続けている
東京湾の風景と、作品のイメージ作りに書き溜めておいた簡単な
文章を盛り込むためのもの。
文章に合う静寂な風景は、東京湾埋立地や臨海工業地帯に多い。 
湾岸地帯も当時の様子とは違い、移り変りはあるが、その場所柄か、
世俗的なもを拒む要素は変わっていない。
心に染み入ってくる静寂な風景。多くの作品もここから生まれた。





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| 日常 | 23:03 | comments(0) | - |
そつたく窯 陶芸教室 干支・卯
 干支・卯

干支がようやく出来上がりました。
今回は石膏型を用いて成形。 下絵を少々入れて、
本焼き、そして上絵を加えて完成。
前作のものと比べると、かなり具象的な作品となった。

    レシピ −  粘土:信楽白土
           釉薬:4号石灰釉、釉裏紅
           下絵:弁柄+呉須
           上絵:赤絵、艶黒
           焼成:還元焼成(1215度)


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| 日常 | 21:59 | comments(0) | - |
そつたく窯 陶芸教室

                トルコ青釉薬足付鉢W23センチ
そつたく窯の初仕事は、昨日からの初窯。
遅れていた干支作品を焼いた。 すでに箱書きも終っているので、
本日窯だし後、上絵を施して完成となる。
今回の作品には一部、釉裏紅(ユウリコウ)を装飾してあるので、
その紅の発色がどのように出るかも楽しみのひとつ。

上の画像は、生徒さんの作品。 半磁器土をロクロで成形。
削りの後に、針先で器の中心から放射状に、線を細かく彫って
いく。 トルコブルーの青色がとても美しく、和ませてくれる。

色釉薬の面白さは、やはりその色の陰影にある。
釉薬の特性に合わせて、土を吟味するのがとても大事。
そのパターンを獲得すれば、作品は無数に展開をしていく。
そして、作者は品川から通われているハナブサさんのもの!
ナイスですよ!!

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| 日常 | 07:55 | comments(0) | - |
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