CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
そつたく窯 穴窯焚き

                                               穴窯・・長江寺
穴窯は1200度に達して、いよいよ「ねらし」の工程に入った。
焚口の10ミリの鉄板も赤く熱せられて、炉内の雰囲気もかなりの
ものと想像できる。


                        
温度計
明晩8時まで、休むことなく薪はくべられる。


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| 日常 | 21:11 | comments(0) | - |
穴窯 点火

                                                   八王子市・長江寺

本日、早朝8時より穴窯に火が入りました。
夕方4時30分現在で950度。
還元焼成に入りました。
これから約14数時間掛けて1200度域にもっていきます。
予想外に気温も上がらず、夏の窯焚きでは理想的な環境
で進んでいます。
画像は九州・小倉からナカムラ氏と豊島区のワタナベ君。

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| 日常 | 18:05 | comments(0) | - |
穴窯焚き

                 八王子市・長江寺
昨日からの窯詰めも無事に完了
火前から見たご覧のような炉内になりました。
今回も 多くの皆様のアシストによる作業で、
気持ちのよい時間を送ることができ感謝。
明日からの窯焚きもよき出会いがありますように!!
  

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| 日常 | 23:37 | comments(0) | - |
穴窯 窯詰め

                  八王子市・長江寺

29日からの窯焚きに合わせて、本日は窯詰め。
作品の数量があるので、本日、明日と窯詰めには2日を
掛けおこなう。
形、土の種類も様々。 
シートをひいて 全部を並べ、全体像をつかんでから取り掛かる。
幸い 天候にも恵まれて、予定の半数を詰めることができた。
ほぼ一日、窯の中での作業はなかなか大変であるが、サポートをして
頂ける皆さんにも恵まれて、夕方6時に終了。
蓮池が見事でした。

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| 日常 | 21:39 | comments(0) | - |
「龍生派いけばな野外展in信州・松本」

今井蒼泉作「(無題)」

コラボレーションを続けている相棒の今井氏が、野外いけばな展
に出展をしている。 
「龍生派いけばな野外展in信州・松本」。
あいにく昨日で終了してるので、事後報告で申し訳ないが、
松本の眺望のよい公園での大規模な催しである。
野外いけばなといえば、流派はちがうが、「草月流」さんの展示は
幾度か展覧したことがある。  ボリューム、規模から言って、活け花の
範疇におさまるものではなく、彫刻的な空間領域が必要になる。
しかも 素材として柔軟な植物を用いての造形であるので、ある意味
彫刻(金属、石)では及ばないものが出来上がる。
彫刻家から見れば、ねたましい在り方かも知れない。
しかし、植物を素材としているが故に、短命でもある。
一長一短、どちらがいいとは言えないが、個人的には面白い分野で
あると認識している。
今回の今井氏は「どうだんつつじ」を素材に、ステンレスポールを
軸に展開している。
先の記述とは異なり、彼の表現は金属的な彫刻の在り方である。
植物を 活け花として扱っているのではなく、形而上的に
扱っている。 それは、、「有機的」なもとと「無機的」なものとを
対峙、戦わせているようにみせている。
「磔刑の図」にも映る今回の作品は、恐らく他の作品とは存在を
異にしているだろう。 今後の展開が楽しみである。
個人的には。。
大地に生える大木もろともど〜んと突刺して欲しかった!!
お疲れ様


今井青泉:1969年生まれ。 信大・哲学科卒。いけばな龍生派。

灯台躑躅(どうだんつつじ)
・躑躅(つつじ)科。                       
・学名  Enkianthus perulatus               
          Enkianthus : ドウダンツツジ属    
          perulatus  : 鱗片のある、        
                       ポケットのような    
  Enkianthus(エンキアンサス)は、         
  ギリシャ語の「enkyos(妊娠する)         
             + anthos(花)」が語源で、   
  「膨らんだ花」を意味する。花の形から。   
・開花時期は、  4/10頃〜  5/  5頃。 
・花が、つぼみからぽこっと咲き出すところが 
  おもしろい。壷形の花。                   
・枝分かれする形が「燈台」(燈明台、または、
  結び燈台、燭台(しょくだい)とも)に     
  似ていることから「とうだいつつじ」になり、
  さらに次第に変化していって               
  「どうだんつつじ」になったらしい。       
  ふつう略して「どうだん」と呼ぶことが多い。
  また、枝分かれする形が、岬に立つ「灯台」の
  脚の部分に似ていることから               
  「とうだいつつじ」になった、との説もある。

・「満天星躑躅」とも書く。漢名から。       
  白い花が咲きほころぶさまを満天の星に     
  見立てた。                               
・菱形(ひしがた)の葉っぱ。               
・紅葉もとてもきれい




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| 日常 | 17:32 | comments(0) | - |
EPISODE 穴窯焚き
穴窯・長江寺境内
台風余波の中、日出町にある浜中材木店さんへ、ご覧の木材
を貰い受けるために出かける。 
ここのところ毎年、社長の浜中さんにはお世話になっている。
ご挨拶にと、作品をお渡しすると、「頂いた作品は使わずに飾って
います。」とのこと。 日常使いのものを飾っていただいては申し
訳ないと思いつつも有り難い一言。。
 
窯場に木材を運び、今度は電動丸鋸で、窯入れに適当な寸法
に切り、焚きつけ用に準備をする。 

本日最後の作業になる薪割りをして、窯詰めまでの準備が
すべて整いました。

窯焚きまでには多くの支度作業があります。 我われの世界で言う
「裏場」と呼ばれる仕事です。 焼物の世界では窯焚きを中心に、
日々回っています。 全仕事の95%がこの支度の時間に当てられ
ます。 窯業地に行くと、雑用専門に仕事をする職人さんがいます。
地味な工程ですが、とても大切な作業です。 陶芸といと、ロクロや
窯焚きばかりを思われる方が多いのですが、陶芸教室では味わえ
ない現場の裏方さんのきめ細かい積み重ねがあってこそ陶芸は
成り立っています。 そう言う意味では「そつたく窯陶芸教室」の
皆さんはとても恵まれた環境にあると言えます。
窯詰め、窯焚き、窯だしを体験して、しかも薪で焚き上げた作品を
手にすることが出来るのですから。

修行に行きますと、まずは「裏場」を数年勤めます。ここでの作業を
いかに手際よく短時間で上げることを学ぶことは、最終的には品質向上
につながります。 
毎回、窯詰めが終わるととて肩の荷がおります。 95%の仕事が
確実に終わったと思えるからです。 
あとは、、窯に任せればよいわけです。 
『窯にませる』 。。 浜田庄司先生の著作名にもなっているお言葉
ですが、20代の下済み時代の光景が思い重なり、かなりのハードな
労働でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。。
窯の守り神?? 

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| 日常 | 18:03 | comments(0) | - |
山野草

                          月見草

                    
 駒繋(こまつなぎ)

                           露草
鍛造の師匠・川久保さんから頂いた山野草がつぎつぎに美しい
花を咲かせている。 連日の猛暑のためかその期間はいつもより
は短いのであろう、開花と同時に撮影をしないと、どの草花が何を
咲かせたのかも分からなくなってしまう。
であるから、花と名前がいまだに一致していないものもあるかも
知れない。
もう花を落としたものの中にもきれいなものが多かった。
「蛍袋袋」、「源平菊」、「フジウラス」、「ネジバナ」、「ホトトギス」
いずれも茶花である。

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| 日常 | 07:23 | comments(0) | - |
EPISODE 穴窯 蓮池

                    八王子市・長江寺
昨日も半端でない暑い一日でした。
水曜日はお寺さまでの鍛造作業も、本日は穴窯の補修作業。
下の画像。 窯の右側面に土どめを固定して、傾斜のない
平らな作業のしやすい環境に直しました。 以前の勾配の中で
の薪の運搬作業は腰にも悪く、作業効率もよくなかった。
手前の板材で作った階段は、鍛造で成形した杭でとめて、
土を盛りいれる。 尚この板材は水板といって、水車に使用して
いたもの。 側面の土盛りは今後も側面の鋼材の高さまで盛る
予定。、

作業の後は 境内にある蓮池で、花と水生昆虫の観察。
ちょうど鯉の稚魚と白メダカが水面を元気に泳いでいました。

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| 日常 | 06:33 | comments(0) | - |
そつたく窯 穴窯 

                       八王子アトリエ
月末の穴窯に向けて作業も急ピッチ、
ご覧の画像のように、いつもより高温で素焼きされた作品は
梱包材に包まれダンボール箱におさめめられる。
全長7メートルの穴窯を作品でいっぱいにするのには、車に
満載して3往復する必要がある。
折角 製作した作品も搬送中に割れてしまえば、焼くことも
できない。 作業は慎重に。。 
順次計量して、箱におさめる作業は、アトリエのスペースが
片付く反面、色々と過去の作業にまつわる思いがよぎる。
そんな思いにひたるのも、作業がiいよいよ終盤を迎えようと
しているからに他ならない。。。
もう少しの辛抱ですね。

そつたく窯 穴窯焼成
2011、7月29日〜31日
八王子市長江寺境内
見学者歓迎です!

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| 日常 | 20:54 | comments(0) | - |
EPISODE 作品撮影 

                                       焼締ポット〈穴窯焼成)

                                          花台〈鍛造・鉄製)
本日は 9月の京王百貨店での個展に使用する案内状用の
写真撮影。
ご覧の花台に穴窯作品をすえ、花を生け、本日だけでも200
カットを撮影した。
花台とある鉄製の作品は ここしばらく製作していたもので、以前
にもご紹介したが、燭台を転用したもの。 本歌は江戸時代あた
りの骨董品になる。 
草花は上の画像から「桔梗」、「縞芦(シマアシ)」。
中ほどは、「半夏生(ハンゲショウ)」、「初雪草」。
花材のご提供は 鍛造の師匠・川久保さん、西八王子・アモーレ・フィオーレ
さんから。
蒸した一日でしたが、作業は予想以上に早く済み、草花と器を
目の前に、和みの時間でもありましました。
そうでした、撮影者のHAKUBAさんは新進気鋭のカメラマン。
最後まで精力的に撮影をしていただきました。
皆様に感謝。
photobyHAKUBA

「第6回川合牧人作陶展」
京王百貨店新宿6F・京王ギャラリー
2011年9月22日〜28日
ー 穴窯焼締と白い器 ー

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| 日常 | 23:53 | comments(0) | - |
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