CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
蕎麦猪口 


                        干支〈乾燥中)
画像の干支の一回目の窯焚きを終えて帰宅。
八王子の窯の中止がよくなく、急きょ狭山に作品を持ち運び、
無事に焼き上げる。 往復の時間を考えると、どうかと思うかも
知れないが、狭山の窯はコンパクトで、しかも性能よく、八王子
の半分の時間で焼きあえげることが出来る。
明日の窯出し後、上絵を施して、箱詰め梱包、発送になる。
下の画像は、西八王子「坐忘」さんにおさめた蕎麦猪口。
年末の名物「蕎楽膳」にはこの猪口がならぶ。

蕎麦猪口〈口径8cm)−呉須、金彩

蕎麦猪口(口径8cm)ー白金、金彩

蕎麦猪口〈口径8cm)−白磁


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| 日常 | 22:35 | comments(0) | - |
そつたく窯 穴窯の会

        「いかりや」 ・八王子・三崎町

昨晩、八王子の某所
〈↑)にて、そつたく窯
定例寄り合いがあり、そつたく窯・「穴窯の会」
初代窯長(会長、代表)に、亀山硯寛氏(八王子
市在住)が就任いたしました!!
*詳細はリンク先「穴窯の会」をご覧下さい 

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| 日常 | 06:48 | comments(0) | - |
雲母銀彩
                                    
                  雲母銀彩木の葉皿W23cm

京都の磁器土で製作した木の葉皿。
八王子教室のハナブサさん作のお皿は、なかなか銀色の効果
が雰囲気を作り渋く上がった。
型紙を作り、磁器土のタタラ成形で形をおこし、市松文様と
ストライプ文様の二種で仕上げを施した。
個人的にはストライプのものがよりお洒落と思うのだがが、作者は
どちらがお好みなのだろうか??
画像は作者の花房さんが撮影したもので、ストライプの作品は中々
色が出ないと呟いていたが、いやいや立派なものですよ!
下の画像は背景を変えたもの。
ちなみに、文様は作品にマスキングテープを貼り、その上に銀を刷毛で
彩色して、テープをはがして出来上がるアイデア技法。

レシピ

粘土 : 磁器土(京都製)
勇躍 : 石灰釉
焼成 : 還元焼成(1240℃)
成形 : タタラ成形

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| 日常 | 12:54 | comments(0) | - |
干支製作 「辰」(龍)

毎年の恒例である干支製作を続けている。
来年は辰年
空想のものではあるが、以外に形に直すのには難しいテーマ。
あまり具体的な形は好みではないので、抽象化、簡素化を意識して
試みるが、元々存在感あがるものだけに、どうしても潜在的なイメージ
を取り入れることになる。。
画像は成形途中のもの。 石膏型とロクロを併用してひとつの形に
起こしていく。
この後、最小限のものを加えて、乾燥に入る。
実を言うと、装飾はまだ未定。
もちろん、いくつかアイデアはあるが、ギリギリまで悩みに悩んで、皆様
にお届けしたい。
ちなみに、大きさは例年よりも少し大きくなり長さで15センチ。
木箱の用意もちょっと大変。。。

レシピ
粘土 : 磁器土(瀬戸製)
釉薬 : 未定
焼成 : 酸化焼成
成形 : ロクロ、石膏型



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| 日常 | 19:03 | comments(0) | - |
秋景色


                                                         秋景色-八王子市上恩方
八王子の初冬。。
いよいよ冬の渡来ですね。
朝晩の冷え込みがぐっと身にしみるこの頃です。
教室の移動日には早朝に荷物を詰め込み、フロントガラスの氷を削る
ことも多くなりました。
これがまた冷たい。
寒い、冷たいをのぞけば、冬のあり方(様)は四季の中では一番好き
な季節。
私は樹木のように、じっと瞑想でもするかのような時間が増えてきます。
決して身になることではないのでしょうが、そうしていると 面白い
ひらめきがほんの時々与えられます。
そして、鳥の囀りがいつもより分かりやすく入ってくる。


一昨昨日、父の白内障の治療で一晩付き添いをしました。
簡単な手術のあと一晩ゆっくり休み、翌朝には眼帯を取るという
なんともスピーディーな展開。
目のおもいことを口にすることの多かった父ですが、
「調子はどう?」との私の問いかけに、
「世界が変わった!」。。
治療のあとの眼前の光景にいたく感激をしていました。。
世界が変わった!なんて、大げさに聞こえるでしょうが、それほど劇的な
体験であるようです。
なんか、お医者様、看護師様と父のやり取りをとても興味深く見させてもら
い、得したような数日でした。


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| 日常 | 00:14 | comments(0) | - |
おそばの甲賀 西麻布 HPリニューアル




器の製作をしている「おそばの甲賀」さん
のホームページがリニューアルしました
赤坂砂場で14年間修行。 4年前に
この地に店をかまえ、お客様を第一に
思い。 粋を心がけ、新しいものにも
チャレンジしている店主。
ぜひとも、お出かけください。

http://osobanokouga.com





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| 日常 | 21:33 | comments(0) | - |
奥多摩 川歩き


                   多摩川上流
今シーズン 初の川歩き。
普段はフライロッド持参で川に入るが、今日は歩きに徹して、
晩秋を楽しむことに。 
画像の景色の中、上流に向かって、蛇行した川を渡りながら
上がっていく。 
水深は膝下くらいがほとんどで、一部急流もあるが、渡り方を守れば
初心者にも楽しめる。 ちなみにこの水深で川歩きを楽しめるのは、
晩秋から冬にかけての期間。 春になると放水量がまして、かなり難しく
なる。(というか危険)
もう少し早い時間帯であれば、渓に靄がかかり、幻想的な空間を楽しめる。
途中おにぎりを食べて、少しの休憩をとったが、2時間半あまりの行程。
下りは電車にのり(少々恥ずかしい格好ではあるが)、車にもどる。

               寸庭橋付近 

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| 日常 | 22:51 | comments(0) | - |
あわいの景 四ツ谷ミニスペース

                         入り口正面から
あわいの景はLEDでライトアップしていたので、夕刻より会場の
表情はガラリと変わる。
「その頃の雰囲気がよい。」と言う方が多かったが、新宿通りに面して
いて、自然光が十分に入るので、閉鎖的な画廊とは違い、難しいところ
でもある。

            「植物的向日・背日
「今回、展示の場所を選ぶにあたり、川合氏といくつかの候補を
検討した。
そこで最終的に四ツ谷ミニスペースという場を選んだのは、名の
通りにこじんまりしたこのスペースを使ってどんな表現が可能か
探りたい、そこで今までとはまた違ったアプローチが見えてくる
のではないか、と感じたからだ。

今回川合氏が提示した陶造形は、植物をモチーフにしたフォルム
のもの。
植物を素材として用いるいけばなの人間としては、この「陶による
植物フォルム」という相手にどう向き合うか、という大きな課題を
突きつけられたように思えた。

最終的にどのようなコラボレーションになったのかは、皆さんに
ご覧いただき、感じていただくしかないのだが。

こんなどきどきして会期を迎えたことは、そうな気がする。
忌憚ないご意見をお聞かせください。」
       ・・・・・いけばな龍生派 今井蒼泉(パンフレットより)




          「建築的向日・背日」

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| 日常 | 21:32 | comments(0) | - |
奥多摩 晩秋景色


                   奥多摩周遊道路・月夜野
もし、いくつかの音楽CDを持ち孤島に幽閉されることになったら。。。。
バッハ、U2、ブライアン・イーノは外すことは出来ない。
折りしも、イーノの幾つかのCDを格安で手に入れることが出来た。
その中で、『MUSIC FOR FILMS 』,『THURSDAY AFTE|RNOON』が
いい。
聴いていると、無性に晩秋の景色の中に入りたく思い奥多摩へ。
車中での音楽効果と相まって、素晴らしい秋景色を堪能する。

あたりは 霧、樹木、落葉と風。
とてもカメラにおさまる様子ではない。
晩秋はもっとも好きな季節の一コマ。
美しいだけではなく、生きることの諭しを与えてくれる。
        
        聖なる言葉
秋が来ると
葉はインディアンの毛布にも似た、思い思いの祝祭色を披露する。
葉たちは死に逆らわず、美しく死ぬことを教えてくれる。
なぜなら、死は究極の生の体験なのだから。

秋の葉は変化という風の精霊によって
枝から解き放たれる。
彩りゆたかな正装で、彼らは優雅に舞い降りる、
姉なる水や母なる土と混じりあうために。
幼子なる種子たちを育む寝床となるために。

おわかりだろうか、死を受け入れれば
生きようとする者の切なる意志を支えることができる。
死とは心が生き続けること。
            −アメリカインディアンの遺した言葉ー



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| 日常 | 23:20 | comments(0) | - |
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