[遊具シリーズ」
陶の造形作品を発表してきまして、24年余りになるのであろうか。
今回で11回目になる造形作品のみによる個展。
建築的な作品と並行して制作を続けています、児童公園にある
「遊具」をテーマにしたもです。
2010年、村松画廊での展開を更に深めた内容で、狭小な空間
ながら、見せ方に工夫をして、上下の空間にも間をもたせてみました。
「遊具」というだけで、あるいは動物をテーマにしたということで、
キュートな作品を思い浮かべる方が多いのですが、実は作者はその類
のものとは無縁で、寂寥、静寂、白い、浄化などど説明を始めると、
相手の困惑した様子が目に浮かぶのです。。
なら、その背景はと問い返されると(まずないが。。)。。
その回答にも困るのですが、その言葉になりにくいモノだからこそ
ひかれいる。。
それは今回に限ったことでもなくて、それこそ幼少のころからの傾向
でもあるのです。
静かな波動。
こんな言葉がしっくりとおさまる会場です。
どうぞ展覧ください。
川合牧人展
2014年11月17日(月)ー22日(土)
ギャラリー現・東京都中央区銀座1−10−19銀座一ビル3F
http://g-gen.main.jp
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