CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
そつたく窯陶芸教室 八王子 狭山 干支作り


干支の制作
年末の恒例である干支の制作が大詰めのこの頃。
本日、成形がほぼ終わりまして、少しの加飾を済ませて、
乾燥に入りました。
通常ですと、年内にはお届けしているのですが、今回は
お天気次第では微妙な雰囲気です。ご存知のように
焼き物は乾燥した粘土の粉末に、適度の水分(24%)を
加えて、可塑性をつくります。ですから想像される以上に、
天候に左右れやすい工程を持ち合わせています。
それこそ四季にあわせて、乾燥の進み具合を早めたり、
遅くしたりと、色々な道具を使い調整していきます。
作業の大事な部分でもありますし、焼き上がりにも大きく
影響しますので、適切な判断と、時間を掛けて行います。
さて、来年は未年。。
干支を作り始めて、2巡目の制作になります。
十二支の中では比較的なじみやすくて、可愛いらいいイメージ
の動物です。前回の干支を見ても普段の私の仕事とは違う
存在感です。並べて撮影をしていると、特に後ろ姿ですが、
群れている雰囲気が楽しいのです。。
みなさんは何を想起されるか。。。
 



 

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| 日常 | 21:52 | comments(0) | - |
そつたく窯陶芸教室 八王子市 お茶事

禅心庵
教室の恒例行事であるお茶事に出かけてまいりました。
年に1,2度お世話になる立川の禅心庵のご亭主である清水先生
(不白流)。私のようなお茶の経験のな者にも丁寧にご指導くだ
さる。
待合から腰掛待合、席入りからはじまり、間を飛ばさずにその都度
問答をしながら進んでいく。贅沢な4時間余りは、狭小な空間なれ
ど、至福の時を味わうことができる。


「坐忘」栽松老師筆(円覚寺前管長)

ご亭主のお点前
かれこれ7,8年は続いているであろうか、この行事には
教室から希望者を募り、無理のないところで楽しんでいた
だいています。
堅苦しくないように、いろいろrな話題で和んだ茶室は、他で
は味わえないここだけのも。
みなさまご苦労様でした。
次回は来春に。

手作りの菓子

手描きの帯





 

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| 日常 | 21:29 | comments(0) | - |
クラフトの旅 松本民芸館・松本市里山辺 


松本民芸館・松本市
師走の慌ただしい中、個展のお疲れさまを兼ねて、松本市にクラフト
作品の散策に出掛けてまいりました。
八王子駅6時30発、松本行の鈍行列車に乗り込み、途中雪景色を
ながめつつ松本に10時14分着。4時間余りのゆったり旅は久々で、
それだけでも十分に楽しめるもの。
そして小雪舞う中、先ずは暖房の良くきいたバスにて、野山辺にある
松本市立博物館分館・松本民芸館へ。 創館者である丸山太郎氏の
「美しいものが美しい」を理念に、自らの足・耳・眼・手を信じて蒐め
た品々は、「用の美」にあふれたものばかり。
日本の民芸品だけに限らずアジアから中東までの様々な手仕事をゆっく
りと鑑賞できます。もちろんその根底には民芸運動の父・柳宗悦氏の
思想が大きく反映されています。
また、たまたま出会いました画像のマグカップは、出西窯・島根県のもの
で、私が22歳の時に、修行の地を選ぶ候補のひとつの窯元の作品でした。

マグカップー出西窯・島根県
ー美しいものが美しいー
「では、何が美しいかと申しますと、色とか模様とか型とか材料と
か色々あります。その説明があって物を見るより、無言で語りかけて
くる物の美を感じることの方が大切です。
何時、何処で、何に使ったかと云うことではなく、物の持つ美を
直感で見て下さい。
これはほとんど無名の職人達の手仕事で、日常事です。
美には国境はありません。」
丸山太郎
 
民芸館展示室







 

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| 日常 | 19:33 | comments(0) | - |
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