CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
エピード 日々の作陶

染付猪口(7直径7.5cm)
久々に染付の注文が入りまして、何とか納品できてホッとして
います。
陶芸を生業としていますが、正直なところ器の制作のみしている
訳でなし、さらにこの様な古典的な手法でのリクエストが入り
ますと、一瞬たじろいでしまうような緊張感を覚えます。
陶芸をやっていて、と思われる方もいるかと思いますが、私のよう
に広範囲に表現をしていますと、視点を変えるのにはそれなり
の時間とテクニックが必要になってきます。
細かい筆使いはももちろん。 同じ作品を複数作る時の視点、視座。
また、段取等々。
若い頃は繰り返しの作業で経験を積みました。 それらが今に繋が
っています。 今では親方の指示で動いていた頃が懐かしく思い返さ
れます。
画像の作品は「梅花文猪口」。
西麻布の''おそばの甲賀''さんより注文を頂きました。あちらからの
絵柄の指定がありまして、決まっている寸法で制作をしました。
素焼が済んで、簡単な割り振り(下書)の後、呉須絵具にて絵付け。
手が慣れるのには幾つか描かないと決まってこないのですが、
その緊張と、手が動き出した時の時間はなかなか良いものです。
ちなみに今回は35個を作り、25個を納めました。


「おそばの甲賀」
港区西麻布2-14-5
03-3797-6860
♪ お蕎麦はもちろんですが、お酒の肴がかなりいけます。主人は
赤坂砂場で長年修行をして、現在の地に独立しました。
リンク先にありますので検索下さい。
ミシェランガイドにも記載されています。













 

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| 日常 | 09:17 | comments(0) | - |
そつたく窯陶芸教室 穴窯焚き 2016

お地蔵さん(素焼)  
 今年の穴窯焚きがいよいよ間近になってまいりました。
緑の美しい季節です。
散策を兼ねて参加して頂けたらと思います。
今年の窯焚きのポイントは土を信楽系の白っぽいものに変えた事。
松灰による美しいビードロを狙っていきます。
焚き方は変わらず強還元焼成で、三日三晩掛けて赤松で焼き上げます。
そつたく窯の特徴は燃焼効率がとても良いこと。1200度の温度帯
を長時間キープする事ができます。
また、窯の場所で生まれる温度差がほぼなく、均一な焼きが期待
できます。 ガス窯や電気窯では得られない硬く焼き締まった陶芸を
お楽しみ下さい。
一般参加も可能ですので、メールや電話等でお知らせ下さい。

〈日程〉
6日2日・3日→窯詰め
6月9日・10日・11日→窯焚き
6月17日→窯出し
〈場所〉
八王子市加住町・長江寺境内(創価大学の西側、八王子インターより車で15分)
〈連絡先〉
e-mail    info@sottaku.com
042-642-1037(川合)


◎画像の作品は窯詰め前のものです。京王教室のマサキさん作。











 

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| 日常 | 07:27 | comments(0) | - |
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