ギャラリー檜 f
展示会後の雑務もほぼすませて、ふだんの時にもどりつつ、次回
の展望を楽しんでいます。
今回は会期中に、次回の個展を決めてしまうというスムースな
展開になりました。
新たな手段を獲得した展示でしたので、その意味ではとても有
意義な会でした。
ほぼ一年前より制作を重ねていましたが、個々の作品(動物)
にとても多くの時間を要しました。今後の課題でもありますが、
その過程で得たものが多くあり、印象的な流れでした。
建築から動物への流れは、かたまりつつあるようです。
生き物(生物)への関心は、ここ数年つよくあり、生物学的な
側面ばかりでない自然界のあり方に、ともも惹かれています。
また、会期中に再会した鋳造家との時間は、10年先の制作と
あり方にも及ぶ時間でした。
いよいよ作り手として、恵まれた環境と充実した内面をもとに、
人生の後半の旅が始まります。