小宮公園・八王子
今年も箏曲家・佐藤康子氏のソロリサイタルの舞台を制作しました。
前回に続き竹を部材に使用し、会場に相応しい風景を作りました。
竹は自宅に近い長沼公園の入口にある神社さまから頂戴したもの。
傾斜地にあるためか、今夏の猛暑の影響のためか、
同じところにある竹でも、様々な竹があり、自然界の奥行を体験
できた貴重な時でもありました。
竹を部材にした舞台は3部作と決めているのですが、その2回目は
竹の屈折した交じわりから生まれる凛とした花の存在。
イメージとして、荒れた竹林の中に霊妙に花ひらく一輪の百合で
した。
百合そのものに霊性を感じていましたので、あとはその周辺を作
る作業です。
今回はゲストに沢井一恵氏を招いてのとても豪華な顔ぶれ。
そんなことと会場の雰囲気と相まって、なかなかの評判でした。
もちろん、佐藤康子の演奏もこい内容で、これぞリサイタルと言え
るもの。
私のライフワークの一部となりつつある仕事にとても充実感を
感じてます。
✴舞台の画像は後日に公開します。