CERAMIC WORKS

陶と金属の造形
episode

東京都西多摩郡奥多摩町

 

いよいよ穴窯の焼成も二週間後に迫ってきました。

作品の制作はほぼ終わり、生徒さんの作品の素焼きを数回という

終盤に入りました。

心配していた窯詰め、窯焚き、窯出しの人員も、予想以上に多く

集まり、余裕をもって進行できそうです。

いつもは、素焼き作品の梱包も、一人でやっていたのですが、

今回は無理をせずに、皆さんの手をかりて、加住町の窯場まで難

なく移動できそうです。

今年も一般の皆さんの参加があります。

作品での、窯焚きでの、見学のみと、様々ですが、多くの方々に

支えられて、ここまで維持してきた窯です。

閉鎖的なイメージを作らずに、楽しく自由にをモットーに行えた

らと思っています。

今回は焚き付けに、日の出町の製材所より頂戴した、杉、檜の木っ

端を1トントラックに一杯。

還元後の本焚き用に長野県より取り寄せた赤松をおよそ600束。

併せて750束の大量の薪を燃焼します。

経費もばかにならないのですが、環境への配慮も考えつつ、無駄

を極力ひかえて、気持ちの入った時をすごし、よい作品が手元に

残るように励みたいと思います。

 

追、

4月10日が窯詰めです。

それまでに素焼きがなされておれば、窯に入ります。

遠慮なくお知らせください。

e-mail: info@sottaku.com (川合)まで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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| 日常 | 08:24 | comments(0) | - |
episode キースン・スロッツ

キースン・スロッツ作・ピッチャー

デンマークの陶芸家・キースン・スロッツ氏

のコレクションを、湘南に近いギャラリーで

拝見してきました。

昨年より心待ちにしていた今回の出会いは、

期待通りのもので、作り手としてもとても満

のいくものでした。

ある図書で、偶然目にしたキースン氏の作品

日本的でありながら、なぜかノスタルジー

感ずるもので、とても手元に置きたいと感

じたものです。

そのノスタルジーな感覚は幼少の時に感じた、

昭和の西洋建築に見られるものに近似してい

て、不思議に思うのですが、当時の窓枠であ

たり、ドアの造りであったり、そのノブで

あったりと、当時の和の物とは違うニュアン

スを含んでいした。

確かにオシャレであったのですが、ところど

に、とてもデザインという意匠を感じまし

た。

まさしく昭和の粋というものなのでしょうが、

その意匠が、とても細部にまでいきわたり、

当時のものとは一線を画していました。

スロッス氏の作品も日本人には考えも及ばぬ部

位にとても意匠が凝らされています。

そのあたりの異国情緒も魅了のひとつです。

ご縁がありまして、いくつか手に入れることが

できました。

折あるごとにご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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